NEW朝の腰の固まりと歩行時の膝痛、左側に強く出る症状
症状
2年ほど前から腰と膝の痛みに悩まされていた。きっかけは定かではないが、腰の痛みと足先までの痛みが出現し、病院を受診したところ坐骨神経痛の疑いと診断された。膝の痛みは腰の痛みを庇っていたことで生じたと考えられる。腰の痛みは腸骨稜周辺で、特に左側が気になり、膝は膝蓋骨周辺で主に左側に痛みがあった。動作時に痛みが強く、朝起きがけには腰が固まっている感覚があった。膝は歩行距離が長かった日とその翌日に痛みが強くなった。歩行時にも痛みが出るため、日常生活に支障をきたしていた。当初は痛み止めの薬を処方されていたが、2ヶ月ほどで通院を辞め、その後は騙し騙し過ごしていた。足先は左右とも冷えていた。
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来院者
女性
60 代
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期間
2025年12月 ~ 2026年1月
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頻度
週2~3回
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通院回数
5回
施術と経過
来院日によって所見は異なっていた。朝一の時間で来院された際は腰臀部の緊張がかなり強く、前後屈時に腰の痛みを伴っていた。午後の時間で来院された際は午前中ほどではないものの緊張があり、特に後屈時に痛みを伴った。また、膝は屈伸時に痛みが出た。膝の動きに左右差があったため、動作の改善と片側の緊張緩和を目的に、足の甲のツボや膝周りを緩めるツボに鍼をした。また、大腿後面の緊張が強かったため、腰部のツボに鍼をし、緊張緩和を図った。初回施術後、歩行時の腰と膝の痛みが軽減した。緊張が強かったため、全5回の施術を行った。2回目以降も同様の方針で、膝周り、腰周りの緊張緩和と動作改善を目的に施術を続けた。回数を重ねるごとに日常生活での痛みの出方が変わり、痛みから徐々に違和感に変わっていった。5回の施術を終了した際には、日常生活に支障がない範囲まで改善したため、施術を終了とした。
使用したツボ
まとめ
腰と膝の痛みは、動作時の負担や筋緊張の左右差が関与していたと考えられる。朝一と午後で所見が異なることから、時間帯による身体の状態変化を考慮した施術が有効であった。足の甲や膝周り、腰部のツボへの施術により、緊張緩和と動作改善が図られ、痛みが徐々に違和感へと変化した。複数回の施術を通じて、日常生活に支障がない程度まで症状が改善した。長期間続いた症状であっても、適切な部位への施術を継続することで、生活の質を取り戻せる可能性が示された。




































