NEW10年以上続く顎の違和感
医師による診断:顎関節症
症状
10年以上前から右の顎関節に違和感があり、食事の際に大きく口を開けようとすると痛みが生じていた。口を開けるときに頬骨と顎の骨に詰まる感じがあり、疲れやストレスが溜まると症状が強くなる傾向があった。食事や歯磨きの際に影響が出ており、顎関節症の疑いで数年近く歯科に通院中で、就寝時にマウスピースを使用していた。同時期に慢性的な肩凝りや腰の重さも訴えていた。
多忙なデスクワークが主体のためコンディション管理を目的に月1回程度の通院を続けている。
-
来院者
女性
50 代
-
期間
2024年6月 ~ 2024年8月
-
頻度
月3回程度
-
通院回数
6回
施術と経過
初診時、実際に開口してもらい違和感を確認した。触診で首回りや顎関節周辺の筋緊張を確認し、併せて首から肩、腰背部の筋緊張および顎関節に関係が深い箇所を確認した。
手、肘、背中のツボに鍼をした。初回施術後、開口のしやすさおよび頬骨や顎骨の違和感は改善した。
発症から経過が長いため症状の安定を図る必要があり、2回目以降は慢性的な肩凝りや腰の重さも併せて施術することで全身の疲労を改善させ、顎の負担を減らす方針で行った。
施術を重ねるごとに睡眠で疲れが取れやすくなり、顎の違和感は大幅に改善された。5回目で1週間は症状を気にせずに過ごせるようになったため一区切りとした。
使用したツボ
まとめ
長期にわたる顎関節の違和感に対し、局所だけでなく全身の疲労状態に着目した施術が有用であったと考えられる。顎関節周辺の筋緊張に加え、首から肩、腰背部の状態を確認し、手、肘、背中のツボを用いて調整したことで、開口時の違和感が軽減した。さらに慢性的な肩凝りや腰の重さにも対応することで睡眠の質が向上し、顎への負担が減少したと報告があった。全身状態の改善が顎関節症状の安定に寄与する可能性が示唆された。































