NEW耳鳴りが始まると頭痛が起こる
症状
来院の2か月前から右耳に「ジー」「ザー」という低めの耳鳴りが生じ、時々「ピー」という高めの音も聞こえるようになった。普段と変わらない生活をしていたが、そのままにしていたところ頭痛を感じるようになり、耳鳴りも以前より大きく感じるようになった。頭痛は耳鳴りが始まると右側頭部および後頭部に痛みがあり、タイミングは不定だがデスクワーク中に症状を感じることが多かった。症状が強いと仕事に集中できない状態であった。耳鼻科と頭痛外来を受診しMRI検査を受けたが原因は不明で、鎮痛剤が処方され頓服で服用していた。
慢性的な肩凝りあり、その他、3年前から顎関節症で就寝時にマウスピースを使用していた。
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来院者
男性
50 代
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期間
2025年10月 ~ 2025年11月
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頻度
週1回程度
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通院回数
7回
施術と経過
初診時、触診で首から肩にかけて張りを確認し、顎の動きもチェックした。手のツボ、背中のツボ、腰のツボ、膝裏のツボなどを使用して施術を行った。初回施術後、耳鳴りの大きさに変化はなかったが、頭痛は消失した。2回目以降も同様に症状と関連があるツボを中心に施術を継続した。施術を重ねるごとに耳鳴りは気にならない時間が増え、頭痛はほとんど気にならなくなっていった。
施術期間中、1度天候の影響と思われる症状の強まりがみられたが、同様の方針で対応した。
6回目の施術後、1週間を通して耳鳴りおよび頭痛を感じることがなくなったため、一区切りとした。
使用したツボ
まとめ
耳鳴りと頭痛を訴えて来院した症例である。医療機関での検査では原因が特定されなかったが、首から肩にかけての張りと顎関節症の既往があり、これらが症状に関連していた可能性が考えられる。手、背中、腰、膝のツボを用いた施術により、初回から頭痛の消失がみら継続的な施術で耳鳴りも軽減した。天候による症状の変動はあったものの、同様の施術方針で対応することで改善が維持された。慢性的な肩凝りや顎関節症を伴う耳鳴り・頭痛に対して、関連部位への施術が有用であったと考えられる。






















