NEW座って突然キーンと鳴った耳鳴り
症状
主訴は耳鳴りと聞こえにくさである。1週間ほど前、椅子に座っている際に突然、キーンという耳鳴りが出現した。若い男性の声が聞き取りにくく、時間帯によって症状の程度に差があり、静かな場所にいると耳鳴りが強く感じられるという。音が気になって寝つきが悪くなり、声によっては会話にも支障が出ているとのことであった。医療機関を受診し、聴力検査などを経て耳鳴りの疑いと診断され、投薬による対応を受けている最中であった。
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来院者
女性
60 代
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期間
2030年7月
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頻度
週2~3回
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通院回数
7回
施術と経過
初診時の触診では、首や肩に顕著な緊張がみられた。手、足、臀部、膝のツボを用いて施術を行った。初回施術後には、耳鳴りが気になる時間が少しマシになったとの報告があった。その後複数回にわたり施術を継続し、2回目以降も初回同様に首や肩の緊張を緩めることを中心に調整を行った。施術を重ねるごとに耳鳴りが段々と気にならなくなっていき、会話にも支障がなくなったとの経過をたどった。大きな変化が得られるまでに、合計7回の施術を要した。施術期間中、症状の再燃や新たな症状の出現は見られなかった。
使用したツボ
まとめ
耳鳴りと聞こえにくさを訴えていたケースにおいて、首や肩の緊張に着目した施術を継続したことが一つの手がかりとなった。触診で確認された筋緊張へのアプローチを重ねることで、耳鳴りが気にならなくなる時間が徐々に増え、会話における聞き取りにも変化がみられたとの報告があった。医療機関での診断・投薬と並行して施術を行った点を踏まえ、耳鳴りに伴う首肩周囲の筋緊張との関連を考慮した施術方針が、症状の経過に寄与した可能性が考えられる。今後も経過観察を継続することが望ましいと考えられる。







