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症例を投稿した鍼灸院:はりきゅうルーム カポス

「キーン」や「ボー」という高音が響いて耳障り

「キーン」や「ボー」という高音が響いて耳障り

症状

3週間前に突発性難聴を発症。ステロイドを服用した後に聴力は回復したが、耳鳴りが残る。音は「キーン」や「ボー」という音。常に感じているが、電話や高い音を聞いた時はひびく感じがあり、より不快感が増す。朝起きた瞬間に、耳鳴りが大きければその日は1日中耳鳴りが大きく、小さければ1日中小さいことが多い。特に高音が響くのが耳障りなため、なんとかしたいと来院。

  • 来院者

    男性

    40 代

  • 期間

    2019年10月 ~ 2019年11月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    4回

施術と経過

本人の自覚はないはないが、肩上部の緊張が強く、顎関節の隙間も狭くなっていたため、臀部と手首のツボを選び、アプローチした。施術の翌日は耳鳴りがなかったが、その後2日間は耳鳴りを感じた。救急車の音がひびく。2診目は側頚部の緊張を取るために背中のツボを加えた。2診目当日の夜から3日間連続で耳鳴りはなかった。3診目の後でも耳鳴りはほとんどないとのことだったため、良い状態を維持するための施術を行って終了とした。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

まとめ

耳の症状と、首肩のコリや顎の関節の状態は関わりが深く、コリを緩め、顎の関節の動きを滑らかにすることで改善が見られることがある。耳鳴りがひどい状態が続くと、日常生活に支障が出ることもあるため、早期の施術が肝要である。

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