NEW慢性上咽頭炎による喉の違和感と息苦しさ、左頸部の緊張
症状
50代女性。3年前から生活の中で息苦しさを感じることが増え、首・喉回りを中心とした凝り感が強くなっていた。特に左頸部の緊張が顕著で、左頸部の動きが悪い状態が続いていた。症状の程度に変動はなく、常に不快感が存在していた。日常生活では、声が枯れやすく、急に痰がへばりついたようになることがあった。風邪をひくと発作的に呼吸ができなくなることもあり、日々痰が喉に流れてきて息苦しさを感じていた。最近、総合病院を受診したところ、慢性上咽頭炎の疑いと診断された。また、左肩の動きが悪く、便秘も続いている状態であった。初診時の触診では、左首から肩にかけての緊張が強く、左肩関節の伸展制限が認められた。左頸部の回旋制限と側屈制限が顕著であり、喉の緊張も強かった。さらに、上部胸椎にも緊張が強く見られた。
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来院者
女性
50 代
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期間
2026年2月 ~ 2026年3月
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頻度
週1回程度
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通院回数
5回
施術と経過
初回の施術では、症状に関連する腰部、手足のツボに鍼をした。施術後、頸部の筋緊張が軽減し、肩関節の動作制限が消失した。また、喉にへばりついていた違和感も軽減された。2回目以降も同様の方針で施術を継続した。施術を重ねるごとに、良い睡眠をとれるようになり、息苦しさや喉の不快感といった症状自体も大きく減少していった。施術期間中に症状の再燃や新たな症状の出現はなく、順調に改善が進んだ。5回の施術で大幅な改善が得られた。
使用したツボ
まとめ
50代女性で、3年前から続く首・喉回りの凝り感と息苦しさを主訴とし、慢性上咽頭炎の疑いと診断されていた症例である。左頸部の緊張と動作制限、喉の緊張が顕著であり、日常生活に大きな支障をきたしていた。腰部、手足のツボへの鍼施術を5回行った結果、頸部の筋緊張が軽減し、肩関節の動作制限が消失した。また、喉の不快感も軽減され、良い睡眠がとれるようになるなど、症状全体が大きく改善した。慢性上咽頭炎に伴う諸症状に対して、関連するツボへの鍼施術が有効であったと考えられる。
担当スタッフ
洲崎 和広























