NEWベンチプレスで右肩関節奥に引っ掛かり感がある症状
症状
20代男性が数年前から感じている右肩の動きづらさ、右首の痛み、腰痛を主訴として来院した。デスクワークに従事しており、ジムでの筋力トレーニングを始めた頃から症状を自覚するようになった。特にベンチプレスなど肩関節伸展動作時に右肩関節の奥に引っ掛かり感が生じていた。右頸部には強い緊張があり、首を回す動作や左側屈時に右頸部が引っ張られるような痛みを訴えた。症状は動作時に顕著であり、日常的なトレーニングに支障をきたしていた。なお、少年期に右肩関節の脱臼の既往があった。初診時の触診では、左側屈時の右頸部痛、右頸部の可動性低下、右肩関節の伸展制限、腰部の伸展制限が確認された。
-
来院者
男性
20 代
-
期間
2026年4月 ~ 2026年4月
-
頻度
1回通院
-
通院回数
1回
施術と経過
肩甲骨周囲および背部のツボに鍼施術を行ったところ、症状は大幅に改善した。さらに腰部の動きを整える施術を加えることで、肩関節の可動性がより向上した。初回施術後、動きが良くなったことで痛みが消失し、症例者は大変喜んでいた。その後の症状に関する報告はなく、1回の施術で完了となった。
使用したツボ
まとめ
本症例は、デスクワークと筋力トレーニングに伴う右肩関節の動きづらさと右頸部痛、腰痛を呈した症例である。少年期の右肩脱臼の既往が、長期的な肩関節の機能制限に影響していた可能性が考えられる。デスクワークによる長時間の不良姿勢と筋力トレーニングの負荷が重なり、肩関節周囲の緊張を増強させていたと推測される。肩甲骨周囲と背部への鍼施術により肩関節周囲の緊張が緩和され、さらに腰部の調整を加えることで全身的な動きの連動性が改善した。その結果、肩関節の伸展制限と頸部の可動性低下が解消され、1回の施術で症状が消失した。
担当スタッフ
洲崎 和広


















