NEW突発性難聴で会話困難になった聴力低下と耳鳴り
医師による診断:特発性難聴
症状
症例者は来院の10日ほど前に突然右耳がほとんど聞こえなくなった。医療機関で突発性難聴の疑いと診断され、副腎皮質ホルモンの服用薬を処方された。発症から3日後には、もともと聴力が弱かった左耳の聴力も低下してきた。オージオグラムでは右耳の聴力が低い値を示しており、常に聞こえない状態が続いていた。また、聴力の低下に伴って「キーン」「ジージー」という耳鳴りが生じていた。もともと軽いめまいがあったが、今回の聴力低下でめまいも伴うようになった。もともと左耳の聴力も弱いため、右耳の聴力低下により日常での会話がまったくできない状態となっていた。
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来院者
70 代
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期間
2026年2月
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頻度
週2~3回
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通院回数
5回
施術と経過
初診時の触診では、顎関節の周辺に左右ともに緊張が認められた。動作には特に問題は見られなかった。肩甲骨や肩周辺にあるツボに施術を行った。初回施術後、その日の夜に左耳に「ゴー」という風の音が聞こえ、数日後から音が少し聞こえるようになった。2回目以降も同じ方針で施術を継続した。施術を重ねるごとに聴力が回復していることを実感し、5回の施術後に聴力テストを受けたところ、発症前の状態に戻っていることが確認された。聴力の回復とともに耳鳴りも減弱していった。施術期間中に症状の再燃や新たな症状の出現はなかった。
データ

使用したツボ
機能スコア
まとめ
突発性難聴の疑いにより右耳の聴力が著しく低下し、その後左耳の聴力も低下したことで日常会話が困難となった症例である。耳鳴りやめまいも伴っていた。顎関節周辺の緊張に着目し、肩甲骨や肩周辺のツボへの施術を行った。初回施術後から聴覚の変化が現れ、5回の施術で聴力が発症前の状態まで回復した。耳鳴りも聴力の回復とともに減弱した。全く会話ができない状態から回復したことで、症例者は大変喜んでいた。肩甲骨や肩周辺への施術が、突発性難聴の疑いによる聴力低下の改善に有効であった症例である。





























