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症例の鍼灸院:鍼灸院ひなた 清澄白河

入院治療後も改善しない高音の耳鳴りと右耳難聴

   

入院治療後も改善しない高音の耳鳴りと右耳難聴

医師による診断:突発性難聴

症状

鍼灸の症例「入院治療後も改善しない高音の耳鳴りと右耳難聴」(清澄白河)

1ヶ月前に突然右耳が聞こえなくなり、大学病院で突発性難聴の疑いと診断された。右耳の全音域にわたる聴力低下、閉塞感、高音の耳鳴りが主な症状であった。発症後すぐに入院治療を受けたが、症状に変化は見られなかった。日常生活では、右耳が聞こえないため電話を左耳で取る必要があり、右側から声をかけられても気づかないことがあった。また、持続する耳鳴りが大きなストレスとなっていた。

  • 来院者

    女性

    40 代

  • 期間

    2025年10月 ~ 2026年1月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    11回~15回

施術と経過

初診時の触診では、顎周りと首肩に緊張が認められた。初回施術では、首と顎の緊張に対して手のツボを使用し、肩の緊張に対しては背骨の反応を確認しながら施術を行った。施術後、顎や首、肩の緊張が緩和していることを確認した。2回目以降も、耳に関連する緊張の緩和を意識しながら、触診と鍼による施術を継続した。3回目の施術時に耳鳴りがやや小さくなったことを確認し、その後徐々に耳鳴りの低下と閉塞感の消失が見られた。聴力にも変化が現れ、高音域から聞こえるようになり、最終的には会話や電話での支障がないレベルまで回復した。施術期間中、気温が低下した時期に耳鳴りが強くなることがあったが、その際は肩の緊張が強まっていたため、重点的に施術を行った。14回の施術で大幅な改善が得られた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

症状スコア

10
2

機能スコア

0
8

まとめ

突発性難聴の疑いで入院治療を受けたが改善が見られなかった症例に対し、顎、首、肩の緊張緩和を目的とした鍼施術を行った。手のツボと背骨周辺への施術により、3回目から耳鳴りの軽減が確認され、その後聴力も高音域から徐々に回復した。14回の施術を通じて、会話や電話に支障がないレベルまで改善が得られた。気温低下時に症状が悪化する傾向が見られたが、肩の緊張に対する施術で対応できた。耳周辺の筋緊張が聴覚症状に影響を与えていた可能性が示唆され、鍼施術が突発性難聴の疑いに対する補完的アプローチとして有効である可能性が考えられる。

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