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症例の鍼灸院:はりきゅうルーム カポス

NEW音がきっかけで生じた右耳の耳鳴りと耳づまり

   

NEW音がきっかけで生じた右耳の耳鳴りと耳づまり

症状

鍼灸の症例「音がきっかけで生じた右耳の耳鳴りと耳づまり」(JR品川駅/東京都品川区)

50代女性。数日前から右耳に耳鳴りと耳づまり感が出現した。隣家からの楽器演奏音が耳に残ったことがきっかけと考えられる。症状は右耳のボワーンとした感覚で、常に不快感を伴っていた。以前、突発性難聴の疑いで当院への通院歴があり、その際は改善していたが、今回は新たに発症したものである。今回の症状に関しては医療機関を受診していない。日常生活において常に不快感があり、生活の質に影響を及ぼしていた。

  • 来院者

    女性

    50 代

  • 期間

    2025年3月 ~ 2025年3月

  • 頻度

    1回通院

  • 通院回数

    1回

施術と経過

初診時の触診では、右側の乳様突起付近に左右差があり、違和感が認められた。この部位は顎と耳の関係が深い場所であり、ストレスによる無意識の顎への力の入れ方が耳の症状を助長していると考えられた。そのため、違和感がある部位と関係の深い場所に施術を行った。初回施術後、右耳が軽くなったとの反応が得られた。その後、5ヶ月後に別の症状で来院した際、耳の調子は良好であるとの報告を受けた。

使用したツボ

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まとめ

隣家の楽器演奏音をきっかけに発症した右耳の耳鳴りと耳づまり感に対し、顎と耳の関連性に着目した施術を行った。乳様突起付近の違和感から、ストレスによる顎への無意識の力が耳症状を助長していると判断し、関連部位への施術を実施した。初回施術で症状の軽減が得られ、5ヶ月後の来院時にも良好な状態が維持されていた。顎と耳の問題は解剖学的にも機能的にも関係性が深く、耳症状の改善には顎周辺へのアプローチが有効である可能性が示唆された

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