NEW重いものを持った後の腰痛で立位前屈ができない
症状
右側の腰痛を訴えて来院した。前日に重いものを持った1時間後に痛みが出現し、その後痛みが取れなくなった。痛みは右側の腰方形筋から大臀筋にかけて広がっており、座った状態で腰をひねると痛みが増幅する。立位での前屈ができず、座った状態から立ち上がるのがきつい状態であった。座位では前屈が可能であるが、立位では困難であった。発症の翌日には右足の裏にしびれも出現した。もともと慢性腰痛があった。
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来院者
男性
50 代
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期間
2025年10月 ~ 2025年10月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時、座位では前屈ができるが、顎を引くと腰に響くことを確認した。大腿後面や肩甲骨の外縁、背部、臀部のツボに鍼をした。初回施術後、痛みは9割軽減し、可動域が9割まで改善した。初回でほぼ症状が取れたが、念のため2回目の施術を行った。2回目も同様の方針で施術を行い、症状の再燃はみられなかった。
使用したツボ
症状スコア
機能スコア
まとめ
重量物を持った後に発症した急性腰痛に対し、大腿後面や肩甲骨の外縁、背部、臀部のツボへの施術が有用であった。座位と立位で前屈の可否が異なる点、顎を引くと腰に響く点など、動作確認により症状の特徴を把握したことが施術方針の決定に役立ったと考えられる。1回の施術で症状が軽減し、2回目の施術後も症状の再燃はみられなかった。足裏のしびれも含め、慢性腰痛の背景がある症例に対しても、適切な施術により短期間での改善が期待できる可能性が示された。


























