尾骶骨の痛み
症状
妊娠32週、これまで妊娠による腰痛はあったが生活に支障がでるわけではなかったため気にしていなかった。ただ、今回は検診の待ち時間が1時間と異常に長く座っていると坐骨・尾骶骨辺りがズキズキと痛むようになってきた。姿勢を変えながら過ごしていたが楽な肢位も見つからず、担当医に相談するのも『妊婦さんだから仕方がないことです』と言われた。帰り際には痛みのピークを迎え座ることさえもためらう程であった。そこで以前通院していた当院に相談いただいた。
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来院者
女性
30 代
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期間
2021年10月 ~ 2021年10月
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頻度
週2~3回
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通院回数
2回
施術と経過
痛みの箇所を確認し、仙骨・尾骶骨付近にみられた圧痛を指標に施術を行った。関連する、膝裏のツボ・肩甲骨内縁のツボに鍼をすると圧痛が消失した。仕上げにお腹の張り感を和らげた。
2回目、『床に座っていても痛みを感じることが少なくなった』とのこと。同様の施術を行う事で作用を高めた。
使用したツボ
まとめ
患部にみられた圧痛を指標に施術を行いました。この部位はデリケートであるため刺鍼に抵抗がある方も多いと思いますが当院では身体に起きる連動を使う事で安心して施術を受けていただけると思います。本件においても膝裏のツボ・肩甲骨内縁のツボを使う事で大幅な改善がみられました。
担当スタッフ
洲崎 和広