NEW座位で悪化する股関節の痛みと張り
症状
主訴は股関節の痛みである。学生の頃から症状に波があり、ひどい時には歩行が困難になることもあったという。座位の姿勢が続くと股関節や臀部に痛みが生じ、長年にわたりこの状態と付き合ってきたとのことである。仕事や日常生活において長時間座ることができない場面で影響が出ていた。以前、医療機関にて臼蓋形成不全の疑いを指摘されたことがあるという。同時期に肩や背中のこりも感じていたとのことである。
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来院者
女性
30 代
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期間
2026年6月 ~ 2026年7月
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頻度
週1回程度
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通院回数
9回
施術と経過
初診時、座位での股関節屈曲がしづらい状態がみられ、臀部や股関節周囲、大腿筋膜張筋にあたる部分に張りが確認された。足のツボ、臀部のツボ、腰部のツボを用いて施術を行った。初回の施術後、座位での屈曲がしやすくなり、立ち上がり動作が楽になったとの変化がみられた。2回目以降も同様の方針で施術を継続したところ、1週間程度は股関節の調子が良い状態が続いたとの報告があった。長時間の歩行や仕事による負荷がかかると痛みが再発することもあったが、施術を重ねるごとに状態は安定していった。9回の施術を経て、海外旅行での長距離移動時にも痛みが出ることなく過ごせたとのことである。
使用したツボ
まとめ
長年にわたり波のある股関節の痛みを抱えていた症例に対し、座位姿勢での屈曲制限や周囲の張りといった所見をもとに、足・臀部・腰部のツボを継続的に確認しながら施術を行った。初回から動作面での変化がみられ、その後も同様の方針を維持しながら経過を追ったことで、負荷がかかった際の痛みの再発があっても徐々に安定していった点は、臨床的な気づきとして参考になると考えられる。長距離移動という負荷の大きい場面でも症状が出なかったことは、経過の一つの目安として捉えられる。今後も負荷の変動に応じた確認が必要と考えられる。



































