NEW二重に聞こえる音と電車放送への不快感
症状
主訴は、音が二重に聞こえることによる聞こえ方の不快感である。3ヶ月前に聞こえが悪くなり、医療機関を受診したところ低音型感音性難聴の疑いと診断された。その後改善がみられていたが、一週間前に急に左耳の調子が悪くなったという。音が二重に聞こえるように感じ、電車内のアナウンスなどが不協和音のように聞こえるとのことであった。症状は常にみられ、来院時点の一週間、変化はなかったという。二重に聞こえることへの不快感が強く、電車内などでストレスを感じる場面があったとのことである。
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来院者
女性
30 代
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期間
2026年4月 ~ 2026年4月
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頻度
週2~3回
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通院回数
2回
施術と経過
初診時、本人に自覚はなかったが、頸部の一部分に著明な緊張が確認された。臀部や背中、足のツボを用いながら、頸部への調整を行った。施術直後は頸部の緩みが確認されたが、その場での症状の変化はみられなかった。翌日も変化はなかったが、その次の日になって二重に聞こえる症状が改善したとの報告があった。2回目の来院時には、二重に聞こえる症状はみられなくなっており、電車のアナウンスも問題なく聞き取れる状態であったため、方針を変えずに同様のアプローチを継続した。区切りとなる状態に至るまで、施術は2回であった。
使用したツボ
まとめ
低音型感音性難聴の疑いを背景に、音が二重に聞こえる不快感が一時的に生じた症例である。自覚症状としては聞こえ方に関するものであったが、頸部に著明な緊張がみられた点が特徴的であり、全身の状態を踏まえたアプローチが症状の変化と関連していた可能性が考えられる。施術直後や翌日には明確な変化がみられなかったが、数日を経て症状の軽減が報告された点は、経過を追う上で参考になる所見といえる。今後も症状の変化を継続的に確認していくことが望ましいと考えられる。














