NEW常に続く耳鳴りと首・肩の強い緊張
医師による診断:難聴による耳鳴りと診断
症状
50代女性。以前から両耳の聞こえにくさと耳鳴りがあったが、半月前から症状が悪化した。特に左耳の症状が顕著である。耳鳴りは常に続いており、日常生活に大きな支障をきたしていた。仕事でのストレスも重なり、退職を余儀なくされた。耳鼻科を受診し、難聴による耳鳴りと診断され、耳鳴りの薬や漢方薬を処方されたが効果が得られなかった。そのため鍼灸治療を求めて来院した。また、首・肩こりがひどく、特に左側の首の緊張が強い状態であった。
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来院者
女性
50 代
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期間
2026年3月 ~ 2026年4月
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頻度
週2~3回
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通院回数
7回
施術と経過
初診時の触診では、首・肩の緊張が強く、特に左側の首と顎周辺の緊張が顕著であった。首・肩の緊張および顎周辺を緩めることを目的として、背中、手、足、臀部のツボに施術を行った。初回施術後、首・肩が軽くなり、気持ちも軽くなったとの報告があった。2回目以降も同様の方針で施術を継続した。3回目の施術後、耳鳴りが大幅に減少し、耳鳴りがしない時間が増えた。施術期間中、耳鳴りがひどくなることがあったが、家に引きこもらず軽い運動をすることを提案した。経過を見ながら計7回の施術を行い、症状は大幅に改善した。
使用したツボ
まとめ
本症例は、難聴による耳鳴りと診断され、薬物療法で効果が得られなかった症例に対して鍼灸施術を行ったものである。首・肩の緊張、特に左側の首の緊張が耳鳴りの増悪因子と考えられた。背中、手、足、臀部のツボへの施術により、首・肩の緊張を緩和し、顎周辺の緊張も改善させた。3回目の施術で耳鳴りが大幅に減少し、計7回の施術で症状は大幅に改善した。施術期間中は、軽い運動を取り入れることで症状の再燃を防ぐよう指導した。耳鳴りに対する鍼灸施術は、筋緊張の緩和を通じて症状改善に寄与する可能性が示唆された。




















