NEW後ろに引っ張られるめまいと右頸部の緊張で仰向けに眠れない
症状
50代女性、経理事務でパソコン業務が多く目を酷使している。15年前から眩暈の疑いがあり、これまで薬などを用いて対応してきたが、5日前から毎日の起床時に後ろに引っ張られるような強いめまいが出現した。右の側頸部から後頚部にかけての緊張が強く、動かすのが痛くて怖い状態であった。症状は動作時に増悪し、仰向けで眠れない、起床時のめまいにより朝は意欲的になれない、食欲がない、目の疲れが強く感じる、早くに目が覚めてしまうなど、日常生活に大きな支障をきたしていた。15年前の発症時は脳外科、耳鼻咽喉科、内科など様々な病院を転々としたが、改善されず診断もつかなかった。今回は医療機関を受診していない状態で来院した。
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来院者
女性
50 代
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期間
2026年3月 ~ 2026年3月
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頻度
週1回程度
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通院回数
3回
施術と経過
初診時の触診では右頸部の緊張が強く、右頸部回旋制限と伸展制限が顕著に認められた。動きに関連した手のツボ、臀部のツボ、膝裏のツボなどに鍼をして動きの改善を目指した。初回施術後、首を動かしやすい状態となり、症例者は喜んでいた。2回目以降も同じ方針で施術を継続した。施術を重ねるごとに眩暈が消失し、朝から活動的になれるようになった。施術期間中に症状の再燃や新たな症状の出現はなく、3回の施術で大幅な改善が得られた。
使用したツボ
まとめ
15年間続いていためまいと、5日前から悪化した起床時の強いめまい、右側頸部から後頚部の緊張と動作時痛を主訴とする50代女性の症例である。パソコン業務による目の酷使が背景にあり、仰向けで眠れない、食欲不振、早朝覚醒など多岐にわたる症状が日常生活に支障をきたしていた。動きに関連した手、臀部、膝裏のツボへの施術により、初回から首の可動域が改善し、3回の施術でめまいが消失、朝から活動的になれるまで回復した。長期間にわたる症状であっても、適切なツボへの施術により短期間で改善が得られた症例である。
担当スタッフ
洲崎 和広





















