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症例の鍼灸院:はりきゅうルーム カポス

NEW立ち仕事で悪化する左肩甲骨内側の痛みと肩の挙上困難

   

NEW立ち仕事で悪化する左肩甲骨内側の痛みと肩の挙上困難

症状

鍼灸の症例「立ち仕事で悪化する左肩甲骨内側の痛みと肩の挙上困難」(JR品川駅/東京都品川区)

30代女性が2〜3ヶ月前から左肩の挙上困難と左肩甲骨内側の痛みを訴えて来院した。立ち仕事が続くと痛みが増強し、左肩が挙がらなくなるため日常生活や仕事に支障をきたしていた。過去にギックリ腰の既往があるものの、今回の症状について医療機関での診断や治療は受けていなかった。初診時の触診では、当日は症状が比較的軽度で肩の挙上も良好であったが、臀部や腰部周辺、下腿の筋緊張が顕著に認められた。

  • 来院者

    女性

    30 代

  • 期間

    2025年11月 ~ 2025年11月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    4回

施術と経過

立位姿勢による腰部、臀部、下腿の緊張が肩の動きを阻害していると判断し、初回は腰や下腿のツボに鍼を施した。また前胸部の緊張も認められたため、肩や腕のツボにも施術を行った。初回施術後、翌日の立ち仕事では問題なく過ごせたが、その後症状が戻ったとの報告があった。2回目以降は初回の方針を継続しつつ、足のツボを追加して施術を行った。4回目の施術時点で症状は大幅に改善し、立ち仕事中に張り感は残るものの痛みは消失した。施術期間中、症状の再燃や新たな症状の出現は認められなかった。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

立ち仕事による姿勢の影響で腰部から下肢にかけての筋緊張が生じ、それが肩甲骨周辺の痛みと肩の挙上制限を引き起こしていたと考えられる。局所である肩周辺だけでなく、腰部、臀部、下腿のツボへの施術により全身の筋緊張を緩和させるアプローチが効果的であった。また前胸部の緊張に対して肩や腕のツボを用いたことも、症状改善に寄与したと推察される。4回の施術で痛みが消失し、立ち仕事による負担が軽減されたことから、姿勢に起因する症状に対しては全身的な視点での施術が重要であることが示唆された。

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