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症例の鍼灸院:はりきゅうルーム カポス

NEWPPPDと診断された首の動きや物の注視で増強するめまい

   

NEWPPPDと診断された首の動きや物の注視で増強するめまい

医師による診断:PPPD

症状

鍼灸の症例「PPPDと診断された首の動きや物の注視で増強するめまい」(JR品川駅/東京都品川区)

40代女性。3年ほど前に急にめまいが起こり、歩行困難になるほどの症状が出現した。その後、別の鍼灸院で施術を受けある程度回復したが、引っ越しを機に1ヶ月前から再発した。医療機関を受診し、PPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)の疑いと診断された。常にふわふわとしためまいがあり、首を動かしたり物を注視するとぐるぐるとしためまいが強くなる状態であった。特に首の動かし方によってめまいの程度が変動し、日常生活が困難な状況であった。また、症状に関連して頭の重だるさに加えて、首のこり特に右側の緊張が強く気になっていた。

  • 来院者

    女性

    40 代

  • 期間

    2025年10月 ~ 2025年12月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    11回~15回

施術と経過

初診時の触診では、首のこりによる緊張が確認され、頸部を前屈させるとめまいが増強することが観察された。首のこりを緩める目的で、手や足、背中のツボに施術を行った。初回施術後、ふわふわとしためまいは残存していたものの、感じていた頭の重だるさは軽減した。2回目以降も同様の方針で首の緊張を取る施術を継続した。2回目の施術時点では、下を向いたり動いている物を目で追えるようになったが、起き上がりなどで首を急に動かした際はめまいが強く出る状態であった。施術後は首のこりがかなり軽減した。3回目の施術後には、心配していた子どもの運動会に参加できるまでに改善した。少しずつ症状は軽減していったが、まだ文字を見たり特定の場面では気持ち悪さが残っていた。6回目の施術後には下を向いて作業ができるようになり、その後も少しずつ改善が続いた。12回目の施術時には、今まで一番調子よく過ごせたとの報告があった。その後も症状に波はあり、完治とまではいかないものの、以前よりは生活しやすくなっている。

使用したツボ

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機能スコア

0
7.5

まとめ

本症例は、PPPD の疑いによる持続的なめまいと首のこりを主訴とする症例であった。首の緊張がめまいの増強因子となっていたため、手や足、背中のツボへの施術により首のこりを緩めるアプローチを継続した。12回の施術を経て大幅な改善が得られ、日常生活動作が可能となった。特に、首を動かす動作や下を向く作業など、以前は困難であった動作が徐々に可能になっていった点が特徴的であった。症状には波があるものの、施術を重ねることで生活の質が向上し、子どもの運動会への参加など、社会的活動も再開できるようになった。首の緊張を緩めることがめまい症状の改善に寄与したと考えられる。

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