NEW過敏性腸症候群による腹痛とお腹の張りに対する施術例
症状
前年11月に腸炎を起こしてから慢性的な便秘に悩まされ、病院で過敏性腸症候群(便秘型)と診断された。大腸検査では異常なし。
下剤で毎日排便はあるものの、いつ痛くなるか分からない腹痛とお腹の張りが続いている。動けないほど痛くなることもあり、痛みは毎日出る時期もあれば3日に1回程度の時期もある。痛みが出やすいのは鼠径部や恥骨周辺。生理痛も強い。鍼は今回が初めてで緊張しているとのこと。つらさは10/10。
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来院者
女性
20 代
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期間
2026年7月 ~ 2026年8月
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頻度
月3回程度
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通院回数
6回
施術と経過
初回評価では、左腹部・下腹部の反応と鼠径部の緊張を確認。下腿・手のツボを中心に施術する方針とした。基本は週2回、良くなれば間隔を空けると説明した。
2回目、「施術後の当日と翌日は痛みと張りが強く出たが、その後はお腹の張りや痛みは出るもののガスが出せるようになった」との報告。
3回目、つらさは10→8。「ガスが出ることが増え、お腹の痛みも減っている」との報告。便は毎日出るが量が少ないため、量とスッキリ感を目標に。
4回目、「ここ2〜3日は調子が良い」との報告。つらさは10→3〜4まで軽減。便も毎日、固形で出るようになった。臍周りの反応も良好。
5回目・6回目、痛みが出る頻度は減り、3日に1回程度に。右腹部〜季肋部の反応に合わせて曲泉・上巨虚・合谷・開魄に施術した。経過良好のため、ここで施術を終了とした。
使用したツボ
症状スコア
まとめ
過敏性腸症候群による腹痛やお腹の張りは、腸そのものだけでなく、自律神経の乱れや緊張が症状を強めていることが多い。
本症例では、お腹に直接刺さず下腿と手のツボを中心に施術を続けることで、6回の施術でつらさが10→3〜4まで軽減し、「いつ痛くなるか分からない」状況から3日に1回程度まで頻度が減り、便も固形で毎日出るようになった。経過良好のため施術を終了した。
初めての鍼で緊張が強い方でも、少ない鍼で体のバランスを整えることで、腸の働きが落ち着いていくことが期待できる。
※効果には個人差があります。
担当スタッフ
古瀬 凌
























