NEWオスグットの痛みによる階段昇降、ダッシュがしづらい
医師による診断:オスグット
症状
主訴は膝の痛みである。5カ月前に発症し、膝蓋腱の付着部、膝の内側、外側に症状がみられる。膝蓋腱の付着部はダッシュをした際に、膝の内側と外側は階段の上り下りの際に痛みが強くなる傾向がある。バスケットボールの練習に思うように参加できない場面で影響が出ている。発症当初は病院でストレッチなどの指導を受け、一度は症状が緩和したとのことである。今回の症状と関係するかは不明だが、そのほかに気になる症状は特にないとのことであった。
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来院者
男性
12 歳
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期間
2026年8月
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頻度
週1回程度
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通院回数
2回
施術と経過
初診時には、うつ伏せの姿勢での股関節伸展の確認、段差での上り下り動作の確認、痛みが出る部位への圧痛チェックを行った。施術では足のツボと背中のツボを使用した。初回の施術後には、股関節伸展時および膝関節周囲の圧痛がほぼなくなったとの反応がみられた。その後も複数回の施術を継続し、2回目以降は股関節の可動性が高まることを目的に調整を行った。施術を重ねるごとに、股関節の可動域が広がり、痛みが出る閾値も少しずつ上がってきている様子がうかがえた。施術は週1回のペースで行っており、現在も継続中である。
使用したツボ
まとめ
膝蓋腱付着部や膝周囲の痛みに対し、局所だけでなく股関節の可動性に着目して施術を行った点が特徴的な症例である。初回施術で股関節伸展時や膝関節周囲の圧痛が軽減し、その後も股関節の可動域が段階的に広がるとともに、痛みが出にくくなっている様子がうかがえた。運動を継続しながら経過を追う症例では、局所の痛みだけでなく、関連する関節の可動性を確認しながら施術方針を調整していくことが、症状の変化を捉えるうえで有用であったと考えられる。現在も施術を継続中であり、今後の可動域や痛みの変化を引き続き確認していくことが望ましいと考えられる。


















