NEW階段や坂道で痛む右膝内側、股関節の動きに着目
症状
4年前に右膝を痛めてから痛みが続いており、ここ最近になり階段や坂道を登る際に右膝内側の痛みを感じるようになった。立ち仕事が多く、階段の昇降が業務に含まれるため、痛みが仕事に影響していた。整形外科で画像診断を受けたが、特に問題は指摘されなかった。同時期に左大腿部にも張りや痛みを訴えていた。
-
来院者
女性
60 代
-
期間
2026年3月 ~ 2026年5月
-
頻度
週1回程度
-
通院回数
7回
施術と経過
初診時、股関節の動きと膝の痛みを確認したところ、右股関節の屈曲時に詰まりがみられた。触診では左大腿部外側に緊張が認められた。股関節の動きに合わせて足の甲のツボを使用し、左大腿部の緊張に対しては膝周りのツボと手首のツボを用いて施術を行った。初回施術後、股関節の動きの緩和と大腿部の緊張の緩和がみられた。2回目以降も同様に動きと圧痛、緊張を確認しながら施術を継続した。施術を重ねるごとに動きが改善し、日常的な痛みも軽減していった。7回の施術で大きな変化が得られた。
使用したツボ
まとめ
4年前の膝の痛みが最近になり階段昇降時に顕著となったケースである。画像診断では異常が認められなかったが、股関節の動きの制限と左大腿部の緊張が右膝の痛みに関連していた可能性が考えられる。股関節の動きを改善し、大腿部の緊張を緩和することで、膝の痛みが軽減したと報告があった。膝の痛みに対しては、膝そのものだけでなく、股関節の動きや周辺筋の状態を観察することが有用であると示唆される。










