NEW午後になると字が書けなくなる右前腕部の緊張とこわばり
症状
50代女性。数日前から右腕の緊張とこわばりを感じるようになり、特に前腕部に強い緊張と特異的な圧痛が認められた。静止時には右腕全体に重たさを感じ、動作時には指にうまく力が伝わらない機能不全の状態であった。デスクワークに従事しており、夕方になるとカタカナでさえも書けなくなるほど症状が悪化し、事務仕事に支障をきたしていた。また、ハンドルを握ることさえも辛い状況が数日続いていた。朝は症状が出ないものの、午後になると決まってこのような症状が現れるという特徴があった。初診時の触診では前腕部に特異的な緊張が認められ、ペンを握って字を書いてもらったところ、「ク」という文字を書くのもぎこちない様子であった。肩こりも併発していた。
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来院者
女性
50 代
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期間
2026年5月 ~ 2026年5月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時、関連する肩甲骨にあるツボに施術を行った。施術直後、「室」という字が書けるまでに改善が見られた。その後、仕上げとして前腕部と手関節の緊張を取り除く施術を行い、初回の施術を終えた。施術後、字を書けるようになり、症例者は「こんなにすぐに良くなるのであれば早く来ればよかった」と喜んでいた。1回の施術で症状が改善し、その後の経過報告はなかった。
使用したツボ
まとめ
本症例は、デスクワークによる右前腕部の過緊張が原因で、午後になると字が書けなくなるという機能障害を呈していた。肩甲骨周辺のツボへの施術により、前腕部への神経伝達や筋緊張が改善され、即座に書字動作が可能になった点が特徴的である。前腕部と手関節への追加施術により、症状は1回で改善した。デスクワークによる上肢の機能障害に対して、局所だけでなく肩甲骨周辺へのアプローチが有効であることが示された症例である。
担当スタッフ
洲崎 和広






















