NEW右母指を動かすと痛い、腱鞘炎の疑い
症状
半年前から右母指の痛みと動かしにくさを訴えて来院した。仕事や私生活で指を使う機会が多く、それが発症のきっかけと考えられた。右母指を動かすと痛みがあり、腱鞘部に腫脹がみられた。指を使う動作で症状が強くなり、私生活で指を使う場面が多いため、痛みで満足に親指が使えず、かなり不便を感じていた。整形外科で腱鞘炎と診断され、整形外科や整体に通院したが改善がみられなかった。また、腕の疲労感も気になっていた。
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来院者
女性
40 代
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期間
2026年1月 ~ 2026年3月
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頻度
週1回程度
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通院回数
10回
施術と経過
初診時、母指の腱鞘に腫脹がみられ、どの動作でも痛みがあったが、特に伸展時に痛みが強かった。前腕の筋肉の緊張も確認された。背骨に近いツボで母指の動作改善を導き、背中のツボを使い、前腕や母指に関連深い筋肉の緊張を緩める施術を行った。初回施術直後は母指を動かしたときに少し良くなったが、すぐに戻った。直後に変化がみられたため、2回目以降も同じ方針で施術を続けた。すぐ戻る状態が続いたが、4回目あたりで手の動きが良くなり、今まで一日中動かなかったが昼から夕方にかけて動くようになった。この状態がしばらく続いたが、7回目あたりで痛みはあるが動作ではほぼ問題がなくなり、10回目あたりでは痛みもだいぶ落ち着いてきた。施術期間中、腕を酷使したときに痛みが戻ることがあったが、その都度腕の疲労感を取るようにアプローチを行った。
使用したツボ
まとめ
整形外科や整体で改善がみられなかった腱鞘炎の疑いに対し、背骨に近いツボと背中のツボを用いて母指の動作改善と前腕の緊張緩和を図った。初回から変化がみられたため方針を継続し、4回目で可動時間の延長、7回目で動作時の問題がほぼ解消、10回目で痛みの軽減が報告された。腕を酷使した際の再燃に対しては、腕の疲労感を取るアプローチを併用した。段階的な変化を経て、日常生活での指の使用が可能になった症例である。












