NEW親指のバネ指
医師による診断:ばね指
症状
右手親指のMP関節にバネ指の疑いがあり、来院の半年前から症状が続いていた。
曲げ伸ばしをする際、特に曲げてから伸ばそうとすると痛みを伴い、起床後しばらくは動きが硬くなるが、入浴で温まると症状は和らいだ。
仕事で書き物をする時や着替えでボタンを掛ける時などに影響が出ていた。
整形外科でレントゲン検査を受けたが骨の異常は認められず、あまり使わないよう指導され塗り薬が処方されたが、肌に合わず中止した。その後サポーターも試したが不便に感じて使用していなかった。同時期に肩や首が張りやすく、腰も慢性的に良くない状態もみられた。
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来院者
女性
60 代
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期間
2024年3月 ~ 2024年5月
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頻度
月3回程度
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通院回数
6回
施術と経過
初診時、動作確認では朝ほどではないがバネ指の特徴的な動きがあり、曲げてから伸ばす時は相当力を入れ、反対の手で補助する程であった。
触診では熱感や腫れは認められなかったが、首や肩・肩甲骨周辺はかなり張っていた。
まず患側の肩のツボに鍼をし、動きが滑らかになるのを確認した。肩凝りと慢性腰痛に対し手のツボに施術した。全体の筋緊張の緩和を確認。初回施術後、動きが滑らかになり補助をしなくても伸ばしやすくなり、痛みはほぼ消失した。
その後、日常生活や仕事がデスクワークでもあるため複数回施術を行った。2回目以降は基本的に初診時と同様の施術を行ったが、その日のコンディションによって全体的なメンテナンスを加えた。
施術を重ねるごとに指を気にすることが減り、5回目では前回から2週間経過しても症状を気にすることはほとんど無くなり、6回目で症状が完全に消えたのでバネ指の施術は終了、その後は月に1~2回、再発予防を兼ねて全身のケアで通院中。
使用したツボ
まとめ
バネ指の症状に対して、患側の手と頸部のツボへの施術を中心に、肩凝りに対する施術を併せて行った。
初回から動きの改善と痛みの軽減がみられ、施術を重ねることで症状が消失した。起床後の硬さや入浴での改善といった症状の変動パターンから、局所の循環状態や筋緊張の関与が考えられた。
首や肩・肩甲骨周辺の張りに対する施術も併せて行ったことが、症状の改善に寄与した可能性がある。デスクワークという日常的な負担を考慮し、継続的なメンテナンスを行ったことで、症状の再燃を防ぎながら改善に至ったと考えられる。








