NEW一年前からのばね指
症状
40代女性。仕事で書き物が多く、1年前から右母指にばね指の疑いが生じた。右母指を自力で屈曲させようとすると少ししか曲がらず、痛みを伴う。一定まで曲げるとコキっという音とともに痛みが生じ、伸ばすときも同様にコキっとなって痛む。書き物をする際に特に痛みが強く、仕事に支障をきたしている。医療機関でばね指の疑いと診断され、2回の注射治療を受けたところ、痛みはいくらか軽減したものの、ばねの症状と痛みは残存していた。
接骨院で一年程施術を行っていたが症状残存みられた。症状は動作時のみに現れ、他の体調的な違和感は認められなかった。
-
来院者
女性
50 代
-
期間
2026年2月 ~ 2026年3月
-
頻度
週1回程度
-
通院回数
4回
施術と経過
初診時、自力で曲げると少ししか曲がらない程度で痛みがあり、一定まで曲げるとコキっとなって痛み、伸ばすときも同様の症状が確認された。背部のツボに鍼をした。施術中に曲げると少し痛みが軽減した。
2回目の来院時にはばね症状と痛みが軽減していた。同様の施術を継続し、施術を重ねるごとに症状は漸次改善に向かった。4回目の施術でほぼ症状が無くなり、施術期間中に症状の再燃や新たな症状の出現は認められなかった。
使用したツボ
まとめ
仕事による書き物が多いことで生じた右母指のばね指の疑いに対し、背部のツボへの施術を行った。医療機関での注射治療後も残存していたばね症状と痛みは、施術を重ねるごとに漸次改善し、4回の施術でほぼ症状が消失した。施術中から痛みの軽減が確認され、継続的な施術により書き仕事への支障も解消された。本症例は、ばね指の疑いに対する鍼施術の有効性を示すものである。
担当スタッフ
神永輝彦









