NEW旅行後に続く鼻の奥の痛みともやもや感
医師による診断:副鼻腔炎
症状
鼻の奥の痛みを主訴として来院した。1ヶ月前にエジプト旅行へ行った後、まず喉の奥に痛みが出現し、当初は風邪によるものと思っていた。喉の痛みが治まった後、今度は鼻の奥に痛みが出現したため耳鼻科を受診したところ、砂の影響による副鼻腔炎の疑いを指摘され、抗アレルギー薬を1ヶ月分処方された。服薬により鼻水は治まったが、鼻の奥の痛みは続いており、鼻をかむと鋭い痛みとともに出血がみられ、普段はもやもやとした感覚が残っていた。抗生物質を服用した後は痛みが楽になる印象があるものの、もやもや感は消えないとのことであった。においが分かりにくく、痛みもあることから日常生活に支障を感じていた。検査は行っておらず、なお抗生物質を服用すると足の裏の皮がむける傾向があるとのことであった。同時期に、ジムでのトレーニングの一環でカルニチンを摂取するようになってから下痢が続いているとの訴えもあった。
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来院者
男性
60 代
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期間
2026年6月 ~ 2026年7月
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頻度
1回通院
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通院回数
3回
施術と経過
初診時に首の付け根とお腹の緊張を確認したところ、反応がみられたため、鼻や呼吸器に関連するツボに鍼をした。鼻の症状やアレルギーは腸との関係が深いと考え、併せて臀部のツボにも鍼をした。1週間後の2回目の施術時には痛みは取れていたが、もやもや感が残っているとのことであったため、同様の施術を継続した。その後、再び海外へ渡航したことで鼻の奥の痛みが再燃したが、1ヶ月後に行った3回目の施術後には症状は出ていないとのことであった。施術は最初の2回を1週間おき、最後の1回を1ヶ月後に行い、計3回で経過をみた。
使用したツボ
症状スコア
機能スコア
まとめ
喉の奥の痛みに続いて現れた鼻の奥の痛みに対し、首の付け根やお腹の緊張に着目し、呼吸器や腸に関連するツボを組み合わせて施術を行った。初回から2回目にかけて痛みが軽減したことは、これらの部位の緊張が症状に関与していた可能性を示唆する。もやもや感が残っていた点や、海外渡航後に症状が再燃した点からは、環境的な要因や体調の変化が症状に影響を与えていた可能性も考えられる。3回目の施術後に症状が落ち着いたことから、継続的な施術によって状態を整えていくことの有用性がうかがえる。今後も体調や環境の変化に応じた経過観察が望まれる。



















