NEW薬が効かない生理痛と頭痛
症状
5〜6年前から生理痛に悩まされており、特に2ヶ月に1回は朝起き上がれないほどの痛みがあった。腹痛と頭痛を伴い、月経量も多かった。生理前日から生理中にかけて痛みが継続し、特に強い痛みが出現していた。婦人科でピルとロキソニンが処方されていたが、薬を飲んでも効かない状態であった。症状は1日中続き、日常生活に大きな支障をきたしていた。また、ネイルの仕事をしているため、慢性的な肩こりと腰痛も併せて訴えていた。
-
来院者
女性
20 代
-
期間
2025年10月
-
頻度
週1回程度
-
通院回数
2回
施術と経過
生理2日前に来院した。下腹部の触診では左右差は感じられなかったが、押されると気持ち悪い感じがするとの訴えがあった。左右の足のツボ(三陰交、足五里)に鍼をした。生理後に来院された際、いつも感じる生理痛と頭痛はなく、月経量も少なかったと報告があった。重い月だったが楽に過ごせたとのことであった。その後、生理周期に合わせて月1回程度の施術を継続している。2回目以降は生理痛の軽減と、慢性的な肩こりと腰痛のケアを行っている。施術を重ねるごとに、生理痛は痛み止めを飲まなくてもよい状態が維持できている。肩こりや腰痛も以前とは比べられないほど楽な状態になった。施術期間中、月経量が多い時もあったが、元の状態に戻ったわけではなかった。
使用したツボ
症状スコア
まとめ
本症例では、薬を飲んでも効かない生理痛に対し、足のツボへの施術が有用であった。初回施術後から生理痛と頭痛が軽減し、月経量も減少した。生理周期に合わせた定期的な施術により、痛み止めを必要としない状態が維持されている。また、慢性的な肩こりと腰痛も改善がみられた。月経量が多い時もあったが、起き上がれないほどの強い痛みは出現しなくなった。生理痛に対する鍼施術は、薬物療法で十分な効果が得られない場合の選択肢として有用である可能性が示唆された。

















