NEW検品作業で生じた右肘から手首のズキズキ痛と小指の痺れ
症状
30代女性が右肘から腕、手首にかけてのズキズキとした痛みを主訴に来院した。2日前から検品作業における同一動作の繰り返しにより症状が出現した。動作時だけでなく、安静時に肘を伸ばしているだけでも痛みが生じ、物を持つことも困難であった。手首から小指にかけての痺れを伴い、小指に力が入らず握力の低下も認められた。以前、左側に同様の症状が出現し、整形外科でテニス肘の疑いと診断された経緯があり、今回も同様の症状と考え来院に至った。初診時の触診では、肩関節の外旋・内旋動作により腕から手首にかけての痺れが誘発され、小指への伸展ストレスで肘まで痛みが波及することが確認された。圧痛も顕著であった。
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来院者
女性
30 代
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期間
2026年6月 ~ 2026年6月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初回施術では、肩甲骨・背部のツボに鍼をした。施術直後から痛みが消失し、動作が可能となった。症例者は痛みの即座の改善に驚きを示した。初回の施術で症状が改善したため、施術は1回で完了となった。
使用したツボ
まとめ
本症例は、反復動作による右肘から手首にかけての痛みと痺れを呈した30代女性である。肩関節の動きにより症状が誘発されることから、肩甲骨周囲の筋緊張が症状に関与していると考えられた。肩甲骨・背部のツボへの施術により、初回で痛みが消失し動作が改善した。反復性の作業による上肢の痛みに対して、局所だけでなく肩甲骨周囲へのアプローチが有効であることが示唆された。同様の症状の既往があることから、作業姿勢の改善や適度な休息の必要性について指導することも重要である。
担当スタッフ
洲崎 和広














