NEW物を掴むとズキッと痛む右肘の痛み
症状
50代女性。2週間前から右肘を中心に痛みを感じるようになった。看護助手として勤務しており、仕事中に症状が出現した。物をつかむときなどの動作時に痛みがあり、静止時には圧痛が顕著であった。動作時にはズキッとした痛みと重たい感覚を伴っていた。物を持つ際に痛みが生じるため仕事に支障をきたしており、来院時には服を脱ぐときにも痛みが出るほど悪化傾向にあった。整形外科でテニス肘の疑いと診断されていた。初診時の触診では肘付近の圧痛が顕著で、物を握る、掴む、つまむといった動作に支障が認められた。
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来院者
女性
50 代
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期間
2026年5月 ~ 2026年6月
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頻度
週1回程度
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通院回数
3回
施術と経過
腕全体の緊張を取り除くことを目的に、肩甲骨のツボに鍼をした。また、肘との関連性から背部のツボにも鍼をした。初回施術後、服を脱ぐときの痛みは消失した。2回目の施術では同様の方針で行い、当初の痛みは半減し、ペットボトルを上から持つときの痛みも施術後には消失した。3回目の施術時にはさらに改善が見られ、腕の痛みのみが残存していた。同様の方針で施術を継続した結果、3回の施術で症状は大幅に改善した。施術期間中に症状の再燃や新たな症状の出現は認められなかった。
使用したツボ
まとめ
本症例は、看護助手として勤務中に発症した右肘の痛みに対して、肩甲骨と背部のツボへの施術を行った。テニス肘の疑いと診断されていたが、腕全体の緊張を取り除くアプローチにより、初回施術から効果が現れた。3回の施術で日常生活動作時の痛みが大幅に改善し、仕事への支障も軽減された。肘の局所的な症状に対して、肩甲骨や背部といった関連部位へのアプローチが有効であったと考えられる。症状の再燃もなく、良好な経過をたどった症例である。
担当スタッフ
洲崎 和広







