NEW腰が伸びず背中がピリピリ痺れる漁師の腰痛
症状
40代女性、漁師。一週間ほど前から仕事中に左腰の重だるさと背部のピリピリとした痺れるような違和感を自覚するようになった。静止時には左腰が重たく、背部にピリピリとした痺れ感が持続している。動作時には腰部の伸展が困難で、上を向くと背中から首にかけて痛みが生じる。頸部と腰部には伸展制限が認められ、日常生活において常に症状が気になりストレスを感じている状態であった。身体全体に強張りがあり、上を向きづらく腰が伸びないため、仕事にも支障をきたしていた。医療機関での受診歴はなく、症状に関連する他の違和感は特に訴えていなかった。
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来院者
女性
50 代
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期間
2026年5月 ~ 2026年5月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の触診では、左背部・頸部・腰部と左側全体に強い緊張を認め、特に背部には顕著な圧痛が確認された。頸部伸展制限と腰部伸展制限も認められた。漁師という職業柄、全身疲労が蓄積していたが、必要最小限の刺激で最大限の効果を引き出すことを目指した。まず頭部と肘のツボに鍼をしたところ、背部のピリピリとした症状がほぼ消失した。次に臀部のツボに施術を行うと、上を向く動作が容易になった。最後に仙腸関節周囲の緊張を取り除く施術を行ったところ、腰部の動きも整った。施術後、症例者は「これなら大丈夫そう」と満足気な様子であり、1回の施術で症状は改善した。
使用したツボ
まとめ
漁師という職業による全身疲労が背景にあり、左側を中心とした腰痛と背部の痺れ感を呈していた症例である。触診により左背部・頸部・腰部の緊張と圧痛、伸展制限を確認した。頭部・肘部・臀部のツボへの施術と仙腸関節周囲への施術により、背部の痺れ感の消失、頸部・腰部の可動域改善が得られた。全身疲労が蓄積している状態であったが、必要最小限の刺激で最大限の効果を引き出すことを意識した施術により、1回で症状の改善が得られた。職業性の疲労蓄積に対して、的確な部位への施術が有効であった症例といえる。
担当スタッフ
洲崎 和広




















