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症例の鍼灸院:はりきゅうルーム カポス

自律神経の乱れによる持続的なめまいと息苦しさ

   

自律神経の乱れによる持続的なめまいと息苦しさ

症状

鍼灸の症例「自律神経の乱れによる持続的なめまいと息苦しさ」(JR品川駅/東京都品川区)

20代女性が数ヶ月前から続くめまいを主訴に来院した。元々パニック症の既往があり、転勤を機に適応障害の疑いで休職していた。その後、フラフラした感じのめまいが常に出現し、特に首を動かすとフラっとする症状が目立つようになった。めまいに加えて息苦しさや胃腸の不調も伴っており、満足に仕事ができない状態であった。医療機関を受診したところ、自律神経の乱れによるめまいの疑いと診断されたが、画像診断では異常は認められなかった。初診時の触診では頸部前面の緊張が著明で、頸部後屈の可動域制限がみられた。また、首前側のこりも訴えていた。

  • 来院者

    女性

    20 代

  • 期間

    2025年9月 ~ 2025年9月

  • 頻度

    月3回程度

  • 通院回数

    3回

施術と経過

初回施術では、頸部前面と関わりが深い足のツボに鍼をしたところ、頸部後屈での問題が消失した。さらに問診を深めると胃酸が逆流する感覚があることが判明し、みぞおち付近に著明な緊張が認められたため、その部位にも施術を行った。施術後、首が軽くなり腹部の違和感も軽減した。2回目以降は、めまいと腹部の調子は改善していたが、疲労時に症状が出現することや寝る前の息苦しさが残っていたため、呼吸の調整も加えて施術を行った。回数を重ねるごとに症状が出にくくなり、調子良く過ごせる期間も長くなった。3回の施術で大幅な改善が得られ、施術期間中に症状の再燃や新たな症状の出現はみられなかった。

使用したツボ

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ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

機能スコア

2
9

まとめ

自律神経の乱れによるめまいの疑いと適応障害の疑いに伴う諸症状に対して、頸部前面の緊張緩和と腹部へのアプローチ、さらに呼吸の調整を組み合わせた施術が有効であった。頸部と関連する足のツボへの施術により頸部の可動域制限が改善し、みぞおち付近への施術で胃腸症状も軽減した。3回の施術で症状が大幅に改善し、調子良く過ごせる期間が延長したことから、身体的なアプローチが精神的ストレスに起因する身体症状の改善に寄与したと考えられる。今後も疲労時の症状出現に注意しながら、必要に応じて施術を継続することで、さらなる症状の安定化が期待できる。

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