NEW仕事のストレスから始まった呼吸困難と胸部不快感
医師による診断:パニック障害
症状
来院半年前より仕事のトラブルをきっかけに突然呼吸ができなくなり、病院で自律神経失調症の診断を受け、その後パニック障害の疑いと診断された。主な症状として、胸部の不快感、鼻づまり、不安感、喉の不調、めまいがあり、胸部の不快感と鼻づまりは3~4年前から続いていた。呼吸のしづらさは1日1回程度出現していた。また、高速道路などで数秒間背中がゾクゾクすることや、お腹の痙攣が時折みられた。初診時の触診では、左の肩甲間部の緊張、鎖骨下の緊張、肋骨付近の腹部の張りが確認された。医療機関での診断を受けたことで気持ちが楽になり、食欲も出るようになって、日常生活で気になることは少しずつ減少していた。
-
来院者
男性
30 代
-
期間
2025年12月 ~ 2026年2月
-
頻度
週1回程度
-
通院回数
5回
施術と経過
初回施術では、手と下腿のツボに鍼をした。施術後、お腹の張り感の緩和を感じた。2回目以降も同様の方針で施術を継続した結果、施術を重ねるごとに日々の呼吸のしづらさが改善されていった。施術期間中に症状の再燃や新たな症状の出現はなく、継続した施術で大幅な改善がみられた。
使用したツボ
まとめ
仕事のストレスをきっかけに発症したパニック障害の疑いに対し、肩甲間部や鎖骨下、腹部の緊張に着目して手と下腿のツボへの施術を行った。初回から腹部の張り感が緩和し、継続的な施術により呼吸のしづらさが改善された。継続した施術で症状の大幅な改善が得られ、施術期間中の症状再燃もなかった。身体的な緊張の緩和がパニック障害の疑いに伴う諸症状の改善に寄与したと考えられる。今後も定期的な施術により、症状の安定化が期待できる。




















