NEW食後にお腹が張って気持ち悪くなる機能性ディスペプシア
症状
症例者は3週間前から食欲の低下を自覚していた。食事をするとすぐにお腹が張ってきて気持ち悪くなってしまうという症状が出現した。常にお腹に不快感があり、特に食事をした際に気持ち悪さが増すという状態であった。この症状により日常的に食事の量が減少し、会食などの際に食べることができず、外食に行くこと自体が辛くなっていた。医療機関を受診したところ、機能性ディスペプシアの疑いと診断された。他に関連する体調的な違和感は特に認められなかった。
-
来院者
女性
20 代
-
期間
2026年2月 ~ 2026年4月
-
頻度
週1回程度
-
通院回数
10回
施術と経過
初診時の触診では、お腹に複数の反応が見られた。これらの反応に合わせてツボを選択し、施術を行った。初回施術後、お腹の反応が軽減し、楽になった感覚が得られた。2回目以降の施術では、お腹の反応に合わせた施術に加えて、冷えに対しての施術も行っていった。施術を重ねるごとに、お腹の反応が良くなるにつれて食欲も回復し、張りが低下して気持ち悪さを感じることもなくなっていった。施術期間中に症状の再燃や新たな症状の出現は認められなかった。大幅な改善まで10回の施術を要した。
使用したツボ
症状スコア
まとめ
機能性ディスペプシアの疑いにより食欲低下と食後の腹部膨満感、気持ち悪さを訴えていた症例に対し、お腹の反応に合わせたツボへの施術と冷えに対する施術を行った。初回施術からお腹の反応の軽減が見られ、施術を重ねるごとに食欲が回復し、腹部の張りや気持ち悪さも改善していった。10回の施術により大幅な改善が得られ、日常生活における食事の問題も解消された。お腹の反応を指標とした施術方針が有効であったと考えられる。
















