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症例の鍼灸院:はりきゅうルーム カポス

低音性難聴を繰り返す左耳の閉塞感と響き感

   

低音性難聴を繰り返す左耳の閉塞感と響き感

症状

鍼灸の症例「低音性難聴を繰り返す左耳の閉塞感と響き感」(JR品川駅/東京都品川区)

30代女性が左耳の閉塞感と響き感を主訴に来院した。発症は3年ほど前からで、低音性難聴を繰り返しており、来院の前月にも耳の不調が出現していた。症状は常に存在し、日常生活への影響は大きく、現在は仕事を休んでいる状態であった。医療機関を受診しており、現在の聴力には問題がないとの診断を受けていた。耳症状に関連して、首肩の張りも認められた。初診時の触診では、頸部外側に著明な緊張が確認され、首の動きにも制限が見られた。

  • 来院者

    女性

    30 代

  • 期間

    2025年8月 ~ 2025年10月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    11回~15回

施術と経過

初回施術では、背中や臀部のツボを使用し、頸部側面の緊張を緩める施術を行った。施術後、首が軽くなり動きやすくなり、その後耳の響き感も以前より改善したとの報告があった。2回目以降も、ツボの選択を変えながら、基本的に頸部側面の緊張とそれに付随する肩周りを緩めるアプローチを継続した。3回目の施術時点で、以前気になっていた駅のアナウンスの響きが改善していたが、ビニールがこすれる音などはまだ気になる状態であった。5回目でそれらも徐々に改善したが、6回目で咳症状がひどく寝られない状況となり、そこから再び耳の不調が出現した。その後、台風の日に調子を崩すこともあったが、施術を重ねるにつれて症状は安定し、12回目の施術でだいぶ安定した状態となった。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

低音性難聴を繰り返す症例者に対し、頸部側面の緊張を緩める施術を中心に行った。初回から首の動きと耳の響き感に改善が見られたが、途中で咳症状や気圧変化により症状の再燃があった。しかし、継続的な施術により徐々に症状は安定し、12回の施術で大幅な改善が得られた。耳症状に対して頸部の緊張を緩めるアプローチが有効であったこと、また症状の再燃があっても継続的な施術により安定が得られることが示された。今後も定期的な施術により、症状の安定を維持していくことが望ましいと考えられる。

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