慢性的な腰痛と顎関節の違和感
症状
1週間前から口の開きが悪く気になる。特に夕方になると耳の後ろ側が痛くなることもあり顎関節症ではないかと自分で思っていた。また営業職であり長距離運転を強いられると決まって腰が重くなりお尻が痛くなる。生活でも自宅のソファーなど柔らかいものに長い時間座ってると痛くなってくる。最初は歯科医に行こうかと思ったが顎関節と腰痛を診ることの出来る当院を優先してきた。
耳の裏には圧痛があり、自分で押してしまったためか健側よりも腫れていた。
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来院者
男性
30 代
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期間
2019年4月 ~ 2019年4月
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頻度
週1回程度
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通院回数
3回
施術と経過
顎関節と臀部に関連する肩甲骨の内縁に特有の緊張が見られ、この緊張を取りのぞく目的で施術に入った。
1回目、手関節と肘関節にあるツボに鍼をすると耳裏の圧痛は軽減した。さらに前腕にあるツボを加えるとさらに良くなった。
耳裏を自分で押したりしないことを伝え経過を見ることにした。
2回目、『お尻の痛みは気にならなかった。前回来た時より良いが顎が引っ張られている気がする』とのこと。
前回の施術に加え、手指にある噛筋と関連あるツボに鍼をすると症状が消失した。
3回目、症状が安定していること経過良好のことを確認し施術を終えた。
使用したツボ
まとめ
顎関節症の要因はストレスと言われがちであります。鍼では身体の緊張を診ることでストレスを受けた時にどこに反応が出るかによって施術をすすめていきます。生きていくうえでストレスは避けては通れないものであり、鍼をすることで身体が順応できるようにお手伝いする事が可能であります。
担当スタッフ
洲崎 和広