NEW長距離運転後に悪化した頚部から腕への痛みと痺れ
症状
40代男性が、頚部から背中にかけての鈍痛と右腕の痛み・痺れを訴えて来院した。1週間前に長距離運転をした帰り道で背部痛に襲われ、3日前から右腕の痛みが出現し、徐々に支障が出てきた。前日の晩からは仕事に行けないと思うほど痛みと痺れが強くなった。右腕小指側に突っ張り感があり、症状が酷くなると小指や薬指が痺れる。背中は常時痛く、筋張っている感覚がある。頸部の動きに伴って痛みが増減し、いつも痛くない箇所や頭の姿位を探して寝ている状態であった。日常生活全般で支障が出ていた。6年前に頸椎ヘルニアの疑いと診断され、今回の症状はその際とほとんど一致していた。1年半前にも同じ症状で鍼灸施術を受け、改善された経験がある。
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来院者
男性
40 代
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期間
2026年7月 ~ 2026年7月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時に頸部の動きを確認すると、左右の回旋制限が大きく出ていた。左側屈は可能であったが、右側屈時には痛みと痺れが誘発された。右の背部の緊張に加え、右の側頚部の緊張が強く感じられた。この動きの改善を目指して施術を行った。関連する背部のツボに鍼をすると痛みが半減した。また、臀部や腰部のツボに鍼をすることで背部・頸部の緊張軽減を図った。結果、動きが良くなり、静止時にも感じていた痛みでさえも消失したことから施術を終えた。施術後、痛みと痺れが消失し、首の動きが良くなった。
使用したツボ
まとめ
頸部から背中にかけての鈍痛と右腕の痛み・痺れに対し、背部、臀部、腰部のツボへの施術により、初回で症状の消失と可動域の改善がみられた。頸部の動きに伴う痛みの増減や、右側屈時の症状誘発といった所見から、背部や側頚部の緊張が症状に関与していたと考えられる。背部のツボへの施術で痛みが半減し、さらに臀部や腰部のツボへの施術で頸部・背部の緊張が軽減したことから、遠隔部位からのアプローチが有効であったと考えられる。過去に同様の症状で改善した経験があることから、今後も同様の症状が出現した際には早期の施術が有効である可能性が示唆される。
担当スタッフ
洲崎 和広



















