NEW右肩から親指にかけてのしびれによって仕事に集中しきれない
症状
50代男性が、長期間にわたる右肩から親指にかけてのしびれを主訴として来院した。当初は腕までのしびれであったが、次第に親指まで範囲が広がっていた。しびれは常時感じられ、特にデスクワーク中に症状が顕著となり、仕事への集中がしづらい状況にあった。医療機関での診断や治療は受けておらず、しびれ以外には疲れやすさを自覚していた。初診時の触診では、頚椎および胸椎周囲に著明な緊張が認められた。
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来院者
男性
50 代
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期間
2026年2月
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頻度
週1回程度
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通院回数
7回
施術と経過
初診時、頚椎および胸椎の硬さと可動域を評価し、緊張の強い部位に施術をした。初回施術後、しびれの感覚が緩和され、頚椎と胸椎の可動域に改善が見られた。2回目の施術後には、しびれが当初の2~3割程度まで軽減した。その後も同様に、胸椎や頚椎の動きを確認しながら、圧痛のある箇所を中心に施術を継続した。施術を重ねるごとにしびれは徐々に寛解し、現在ではほとんど気にならない状態まで改善している。施術期間中、症状の再燃や新たな症状の出現は認められなかった。
使用したツボ
まとめ
本症例は、長期間持続していた右肩から親指にかけてのしびれに対し、頚椎および胸椎の緊張緩和を目的とした施術が奏功した事例である。デスクワーク中に増悪するしびれは、頚椎や胸椎周囲の筋緊張が神経を圧迫していた可能性が考えられる。2回の施術で症状が大幅に軽減し、継続的な施術により更なる改善が得られた。頚椎・胸椎の可動域改善としびれの軽減が並行して進んだことから、構造的な問題の改善が症状緩和に寄与したと推察される。今後も定期的な施術により、良好な状態の維持が期待できる。










