NEW腰椎手術後の杖歩行で生じた左腰部から骨盤のツーンとした痛み
症状
80代男性。1年前に腰椎圧迫骨折の疑いによりボルトで固定する手術を受け、右手で杖を使用するようになってから左腰部から骨盤にかけての痛みが出現した。歩行時に左側腹部にツーンとした痛みを感じ、長時間の歩行が困難な状態であった。整形外科を受診したが、骨に異常は認められなかった。初診時の触診では、左腰部を側屈させた際に痛みが誘発された。
-
来院者
男性
80 代
-
期間
2026年2月 ~ 2026年2月
-
頻度
1回通院
-
通院回数
1回
施術と経過
杖歩行による体幹の乱れに着目し、関連する腓骨のツボと臀部のツボに鍼をした。初回施術後、腰部の動きが劇的に改善され、症例者は大変喜んでいた。1回の施術で症状が改善し、その後の報告はなかった。
使用したツボ
まとめ
本症例は、腰椎圧迫骨折の疑いによる手術後、杖歩行を開始してから生じた左腰部から骨盤にかけての痛みに対する施術例である。長期間の杖使用により体幹のバランスが崩れ、左側の筋緊張が生じていたと考えられる。腓骨と臀部のツボへの施術により、体幹の乱れを調整し、1回の施術で腰部の可動域が大幅に改善された。高齢者の術後における姿勢の変化が二次的な痛みを引き起こす可能性を示唆する症例であり、体幹バランスへのアプローチが有効であった。
担当スタッフ
洲崎 和広






