NEWくしゃみ後から立ち上がりが困難になった右お尻を中心にズーンと広がる腰痛
症状
80代女性、一人暮らし。2週間前にくしゃみをした後から立ち上がることが困難になった。腰部全体に痛みがあるが、特に右のお尻を中心にズーンと広がるような痛みを感じている。痛みは常にあるわけではなく、立ち上がる動作時に強く現れる。日常生活では、トイレやソファーからの立ち上がりに時間がかかり、着替えにも多くの時間を要するようになった。整形外科を受診したが異常なしと診断され、他の整骨院での施術も効果が得られなかった。しびれなど他の症状は伴っていない。
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来院者
女性
80 代
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期間
2026年1月 ~ 2026年3月
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頻度
週1回程度
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通院回数
6回
施術と経過
初診時の触診と動作確認では、右の仙腸関節を中心に痛みがあり、起き上がる時や立ち上がる時の痛みもすべてこの部分を中心に出現していた。右の仙腸関節と関連した背部のツボ、および股関節の伸展を促進することを目的に足指のツボに鍼をした。初回施術後、それまで杖を使って動作していたが、杖なしでも動けるようになった。その後、週1回のペースで同様の施術を継続した。施術を重ねるごとに症状は改善し、日常生活でほとんど支障がなくなった。施術期間中に症状の再燃や新たな症状の出現はなく、6回の施術で大幅な改善が得られた。
使用したツボ
まとめ
80代女性の一人暮らしという生活環境において、くしゃみをきっかけに発症した右仙腸関節を中心とする腰臀部痛に対し、仙腸関節と関連した背部のツボおよび股関節の伸展を促す足指のツボへの施術が有効であった。初回施術で杖なしでの歩行が可能となり、週1回のペースで6回の施術を行うことで日常生活動作がほぼ支障なく行えるまでに改善した。整形外科で異常なしと診断され、他の治療法でも効果が得られなかったケースにおいて、仙腸関節の機能改善と股関節の可動域拡大を目的とした施術アプローチが、高齢者の生活の質の向上に寄与した症例である。
担当スタッフ
洲崎 和広













