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症例の鍼灸院:鍼灸TAKA

低音の聴力低下と耳閉感

   

低音の聴力低下と耳閉感

症状

鍼灸の症例「低音の聴力低下と耳閉感」(有松駅)

右耳の難聴とつまり感、耳鳴りを主訴に来院。3週間前から聞こえが悪くなり、特に男性の声が聞こえづらい状態であった。この1年で4回ほど同様の症状を繰り返しており、朝方に症状が強くなる傾向がみられた。また、天候による症状の変動も自覚していた。随伴症状として回転性のめまいを伴っており、医療機関にてメニエール病の疑いと診断され、点滴治療や投薬を受けていた。既往歴として30代から過敏性腸症候群の疑いがあり、3年前にも同様の耳症状を経験していた。

  • 来院者

    女性

    50 代

  • 期間

  • 頻度

    週2~3回

施術と経過

初診時、翳風周辺部や頚部、肩部に著明な緊張が認められた。骨盤部や下肢のツボを中心に鍼施術を行った。初回の施術では顕著な改善は見られなかったものの、同様の施術を継続することで、耳のつまり感や耳鳴りの増悪する頻度が徐々に減少していった。症状の完全な安定化までに継続的な施術を要した。

使用したツボ

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まとめ

メニエール病の疑いによる難聴、耳鳴り、めまいに対して、骨盤部および下肢のツボを主体とした鍼施術を実施した症例である。症状の改善には一定期間を要したものの、耳症状の増悪頻度は徐々に減少し、継続的な施術で症状の安定化が得られた。過敏性腸症候群の既往もあり、全身的な自律神経の調整が症状改善に寄与した可能性が示唆された。本症例から、耳症状に対する鍼施術では、局所だけでなく全身的なアプローチが有効である可能性が示された。

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