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症例の鍼灸院:鍼灸TAKA

繰り返す両耳の詰まりと吐き気

   

繰り返す両耳の詰まりと吐き気

症状

鍼灸の症例「繰り返す両耳の詰まりと吐き気」(有松駅)

症例者は1年以上前から吐き気が出現するようになったが、すぐに治まる状態であった。しかし、来院2カ月前から両耳の詰まりと吐き気が頻発するようになった。吐き気は3~4ヶ月おきに2週間から1カ月半続き、耳の詰まりは2日良くなって2日悪いというサイクルを繰り返していた。また、悪天候時に症状が悪化する傾向が見らた。胃カメラ検査では軽度の胃粘膜の荒れが認められ、耳鼻科ではリンパ液の貯留の疑いを指摘されたが、明確な診断には至っていなかった。その他、胃痛、便秘、生理不順、片頭痛、腰痛といった症状も併せ持っていた。初診時の触診では、顎部、頸部、上腹部に顕著な緊張が認められた。

  • 来院者

    女性

    30 代

  • 期間

    2023年10月 ~ 2023年12月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    11回~15回

施術と経過

初診時の所見から、顎部、頸部、腹部の緊張が症状に関与していると判断し、手首のツボで顎の緊張を、手の甲、骨盤のツボで首と肩の緊張を緩和する施術を行った。また、腹部の反応から下腿のツボにも鍼をした。初回施術後は特に変化が見られなかったが、同様の方針で施術を継続した。施術を重ねるごとに、耳の詰まりが起こる頻度が減少し、胃の症状も緩和されていった。施術期間中、悪天候や疲労により症状の再燃が見られることもあったが、12回の施術を経て症状は大幅に改善された。耳の詰まりと吐き気の頻度が著しく減少し、日常生活における煩わしさも軽減された。

使用したツボ

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まとめ

両耳の詰まり、吐き気、めまいを主訴とする症例に対し、顎部、頸部、腹部の緊張に着目した施術を行った。手首、手の甲、下腿のツボへの鍼施術により、耳の詰まりの頻度減少と胃症状の緩和が得られた。症状は天候や疲労により変動したが、継続的な施術で大幅な改善を認めた。本症例では、耳鼻科的症状と消化器症状が併存していたが、筋緊張の緩和を中心とした施術が有効であった。長期間持続していた症状であったが、継続的な施術により日常生活の質の向上につながった。

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