NEWランニングで地面に足を着くと痛む右踵外側の痛み
症状
10代の陸上競技選手が、1週間前のランニング中に右踵外側に痛みを訴えて来院した。特に立方骨周辺の痛みが強く、圧痛が顕著であった。地面に足を着くと痛みが生じ、歩行も困難な状態であった。動作時に痛みが増強し、安静時には比較的軽減する傾向が見られた。この症状により走ることができず、陸上競技への参加が不可能となっていた。日常生活においても歩行時に痛みを伴い、支障をきたしていた。医療機関での診断や治療歴はなく、症状に関連する他の体調不良も認められなかった。初診時の触診では立方骨周辺の圧痛が顕著で、足を地面に着けることが困難であった。この立方骨の痛みは、重心バランスの乱れが原因と考えられた。
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来院者
10 代
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期間
2026年4月 ~ 2026年4月
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頻度
1回通院
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通院回数
6回
施術と経過
重心バランスの乱れを改善する目的で、肩甲骨のツボに鍼をした。また、足首の背屈動作を促進するために臀部のツボに施術を行った。初回施術後、足を地面に着けられるようになり、歩行が可能となった。2回目以降も同様の方針で施術を継続した。2回目の施術後には荷重をほぼかけられるようになり、3回目では走行が可能となった。4回目の施術後に競技復帰を果たし、その後は痛みなく過ごせるようになった。施術期間中、症状の再燃や新たな症状の出現は認められなかった。計6回の施術により、症状は完全に改善し、陸上競技への完全復帰を達成した。
使用したツボ
まとめ
ランニング中に発症した右踵外側の痛みに対し、重心バランスの改善を目的とした施術を行った。肩甲骨と臀部のツボへの施術により、初回から歩行が可能となり、段階的に症状が改善した。6回の施術で競技復帰を果たし、その後も痛みなく過ごせている。立方骨周辺の痛みは重心バランスの乱れが関与していると考えられ、全身のバランス調整が有効であった。今回の症例から、局所的な痛みに対しても全身的なアプローチが重要であることが示唆された。
担当スタッフ
洲崎 和広

















