NEW地面を蹴ると左アキレス腱外側がツーンと痛む
症状
10代男性、バスケットボール部所属。3日前、バスケットボールのプレー中に左アキレス腱外側を痛めた。地面に足を着く際や蹴り出す動作でツーンとした痛みが生じる。医療機関でアキレス腱炎の疑いと診断され、経過観察となっていた。初診時の触診では左アキレス腱外側に顕著な圧痛を認め、背屈時のアキレス腱の痛みが強く現れた。歩行時には跛行が見られ、日常生活では歩行が困難で、バスケットボールの練習参加も不可能な状態であった。学校への通学にも保護者の送り迎えが必要な状況であった。圧痛に加えて動作時痛が強く、特に荷重時や蹴り出し動作で症状が顕著であった。
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来院者
男性
10 代
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期間
2026年5月 ~ 2026年5月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初回施術では、まず重心バランスを整えることを目的に肩甲骨のツボに鍼をした。この施術により圧痛には変化が見られなかったものの、足首の可動域が改善した。続いて腓骨部の緊張を取り除く施術を行ったところ、アキレス腱の痛みが消失した。施術後には跛行が消失し、正常な歩行が可能となった。その後、症状の再発や悪化の報告はなく、1回の施術で症状が改善した。
使用したツボ
まとめ
本症例は、バスケットボールのプレー中に発症した左アキレス腱外側の痛みに対する施術例である。医療機関でアキレス腱炎の疑いと診断され経過観察となっていたが、歩行困難な状態が続いていた。施術では、局所的なアプローチの前に重心バランスの調整を行い、その後腓骨部の緊張を緩和することで症状の改善を図った。この段階的なアプローチにより、1回の施術で圧痛と動作時痛が消失し、正常歩行が可能となった。アキレス腱の痛みに対して、患部だけでなく全身のバランスや周辺組織の状態を評価し、適切な順序で施術を行うことの重要性が示された症例である。
担当スタッフ
洲崎 和広
















