NEW踵のズキズキ痛と痺れ感の改善例
症状

踵を中心にズキズキとした痛みと痺れ感があり、何かものが挟まっているような違和感(感覚異常)を訴えていた。症状は昨日から始まり、特に明確な原因はないとのこと。座っている際に踵が触れるとチリチリとした感覚があり、立ち上がるとビリビリとした痛みが強くなるため、日常生活や活動が制限されている状態であった。症例者は20年前に腰椎椎間板ヘルニアの既往があり、手術歴もある。その際の痛み方と似ていると感じていたが、以前当院に通院歴があったため医療機関を介さず来院した。
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来院者
女性
40 代
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期間
2025年6月 ~ 2025年6月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の触診では腰部の屈曲制限と股関節の伸展制限が確認された。これらの制限が踵の痺れ感に関連している可能性があると判断し、腰部のツボに鍼を行ったところ、痺れ感が弱まった。さらに股関節の動きを整える施術を行うと、踵の痺れが完全に消失したため施術を終了した。初回施術後、症例者は踵の痛みや痺れがなくなり、喜んで帰宅した。
使用したツボ
まとめ
踵の痺れ感とズキズキとした痛みは、腰部や股関節の制限が関連している可能性が高いと考えられた。腰部のツボへの鍼と股関節の動きを整える施術が効果的であり、初回施術で症状が消失した。本症例では、既往歴である腰椎椎間板ヘルニアの影響が疑われたが、適切な施術により迅速な改善が見られた。症例者の生活の質を向上させるためには、今後も腰部や股関節の柔軟性を維持することが重要である。
担当スタッフ
洲崎 和広