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症例の鍼灸院:フルミチ鍼灸院

座位から立位への移行時に生じる右仙腸関節痛の1症例

   

座位から立位への移行時に生じる右仙腸関節痛の1症例

医師による診断:骨には以上なし

症状

鍼灸の症例「座位から立位への移行時に生じる右仙腸関節痛の1症例」(愛知県あま市 / 名鉄七宝駅)

50代女性が腰痛を主訴に来院した。
トレーニング中に腰を痛めてから右仙腸関節部に痛みが生じるようになった。
座位から立位への移行など、体勢を変える際に特に痛みが強く現れる。
仕事中は座った後の動作に対して恐怖感を抱いており、日常生活に支障をきたしていた。
整形外科を受診しレントゲン検査を受けたが、骨には異常が認められなかった。
来院までの3週間は鎮痛剤を服用し続けていたが、症状の改善は見られなかった。
初診時の動作確認では、座位での腰部前屈時と立位での後屈時に痛みが確認された。
VAS(Visual Analogue Scale:痛みの程度を0から10の数値で表す評価法で、0が痛みなし、10が最大の痛みを示す)は7であった。

  • 来院者

    女性

    50 代

  • 期間

    2026年2月 ~ 2026年2月

  • 頻度

    1回通院

  • 通院回数

    1回

施術と経過

初回施術では、右肩稜と右委中のツボに鍼をした。
施術直後、症例者は「動きが全然違う!もう痛くない!」と喜びの声を上げ、体勢変換時の痛みが消失した。
VASは7から0へと改善し、完全に痛みが消失した。
初回の施術で症状が解決したため、2回目の来院時には経過観察のみを行った。
その後の報告では、初回施術以来、腰痛は再発しておらず、仕事中の動作に対する恐怖感も解消され、鎮痛剤の服用も不要となったとのことであった。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

症状スコア

7
0

まとめ

トレーニングによる腰痛で3週間にわたり鎮痛剤を服用し続けていた症例者に対し、右肩稜と右委中のツボへの施術を行った結果、初回でVASが7から0へと改善し、症状が完全に消失した。
整形外科では骨に異常が認められなかったことから、筋肉や軟部組織の問題が痛みの原因であったと考えられる。
鎮痛剤では改善しなかった体勢変換時の痛みという特徴的な症状に対し、適切なツボへの施術が奏功し、日常生活の質の改善につながった。
薬物療法で効果が得られなかった慢性腰痛に対しても鍼施術が有効である可能性を示す症例である。

担当スタッフ

杉山英照

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