NEW朝起きると腰が伸ばせず前かがみになる急性腰痛
症状
40代女性、デスクワークに従事し育児中である。2日前の朝、起床時に腰部の痛みを感じ、その晩に痛みがピークに達した。翌朝には起き上がることができず、這って移動する状態となった。鎮痛薬の服用とアイシングにより歩行が可能となり、夕方には回復したかに見えたが、翌朝再び2日前のピークと同様の刺すような痛みが出現した。左臀部から腰部にかけてズキズキとした痛みがあり、動作時に増強する。育児ができず、屈む動作が困難で靴下を履くなどの日常動作が制限された。また、歩行時に前かがみとなり、腰を伸ばすことができない状態であった。医療機関への受診歴はなく、症状に関連する他の違和感は認められなかった。
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来院者
女性
40 代
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期間
2026年2月 ~ 2026年2月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の触診では、左腰方形筋の緊張が著明であり、腰部の伸展・屈曲動作に制限が認められた。仙腸関節の緊張を考慮し、臀部と手の甲のツボに鍼をしたところ、屈曲動作の制限は解消されたが、伸展動作の制限が残存した。そこで関連する臀部と肩甲骨のツボに鍼をしたところ、伸展動作の制限も解消された。施術後、症例者は動けるようになり、大変喜ばれた。初回の施術で症状は改善し、その後の報告はなかった。
使用したツボ
まとめ
本症例は、育児とデスクワークに従事する40代女性が、起床時に発症した急性腰痛である。左臀部から腰部にかけての痛みにより、日常生活動作が著しく制限されていた。初診時の触診で左腰方形筋の緊張と腰部の可動域制限を認め、仙腸関節の機能障害が疑われた。臀部、手の甲、肩甲骨のツボへの施術により、屈曲・伸展動作の制限が解消され、初回の施術で症状が改善した。育児やデスクワークによる身体的負担が腰部の筋緊張を引き起こし、急性腰痛の発症に関与したと考えられる。
担当スタッフ
洲崎 和広









