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症例を投稿した鍼灸院:鍼灸マッサージたかはし

NEW低音難聴と耳鳴りの症状改善例

NEW低音難聴と耳鳴りの症状改善例

症状

鍼灸の症例「低音難聴と耳鳴りの症状改善例」(名鉄桜井駅/愛知県安城市)

右耳の低音難聴と耳から頭全体にダムの水が流れるような「ボーボー」とするのが主訴である。4カ月前から、突然発作のようにボーボーが始まり目を開けていられず横になることが一週間くらい続く、ということが起こるようになった。医療機関で聴力検査を受けた結果、聞こえが悪いことが確認され、プレドニンが処方された。おでこと頭の冷たさ、肩こりも気になっている。

  • 来院者

    女性

    70 代

  • 期間

    2023年12月 ~ 2024年3月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    10回

施術と経過

初診時の触診では、首の左右回旋がスムーズではないことが確認された。施術では、頭、手、背中のツボに鍼を行った。初回の施術後、耳の「ボーボー」という音が約3分の1程度に軽減し、症状の改善が見られた。その後、週1回の頻度で施術を継続し、計4回の施術で聴力が正常に戻った。その後、発作が起きても1~2日で治まる、ボーボーはしても横になるほどではなく治まる、ということが一回ずつあったが、施術を重ねることで症状が起こらなくなった。肩の凝り感、天気によって体調が左右されることもあり継続して施術をおこなっている。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

右耳の低音難聴に対して、頭、手、背中のツボへの鍼が有効であった。初回施術で耳鳴りの軽減が見られ、4回の施術で聴力が正常に戻ったことから、症状の改善に鍼が寄与したと考えられる。また、肩こりの改善も並行して行うことで、症状の再発防止につながった可能性がある。

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