NEW突発性難聴後に残る耳鳴り
症状
主訴は右耳の耳鳴りである。突発性難聴の疑いと診断されたことをきっかけに自覚するようになった。右耳から「シー」「シャー」という音が常に聞こえており、特に静かな場所で強く感じるとのことである。大きな支障はないものの、気になるため改善を希望して来院した。医療機関では突発性難聴の疑いと診断され投薬治療を受けたが、聴力・耳鳴りともに変化は見られなかったとのことである。そのほか、気になる症状や違和感は特にないとのことであった。
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来院者
女性
40 代
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期間
2026年5月 ~ 2026年6月
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頻度
週1回程度
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通院回数
3回
施術と経過
初診時、頚や肩のこりについて自覚症状はなかったが、他覚的には肩のこりが強く確認された。右肩のこりを緩める目的で、肩甲骨間、足の甲、腰にあるツボを用いて施術を行った。初回施術後は自覚的な変化はなかったとのことである。その後、方針を変えずに肩のこりを緩める目的で施術を継続したところ、聞こえに変化はないものの、耳鳴りの大きさが少し軽くなったとの報告があった。週1回程度の頻度で、合計3回の施術を行った。
使用したツボ
症状スコア
まとめ
自覚的な頚肩のこりがない場合でも、他覚的に肩のこりが確認されるケースがあることが示唆された症例である。突発性難聴の疑いに伴う耳鳴りに対し、聴力そのものへの直接的な効果は見られなかったものの、肩のこりを緩める施術を継続したことで、耳鳴りの大きさに変化がみられた点は興味深い。耳鳴りと身体の緊張状態との関連を考える上で、肩のこりへの着目が一つの手がかりになり得ると考えられる。今後も経過を観察していくことが望まれる。










