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症例を投稿した鍼灸院:はりきゅうルーム カポス

NEW耳づまりと耳鳴りを伴う低音障害型突発性難聴

NEW耳づまりと耳鳴りを伴う低音障害型突発性難聴

症状

3週間前より左耳のつまり感が出現し、2日前には症状が悪化して耳鳴りも伴うようになった。耳栓なしでは生活できないほどの症状で、自分や周りの音が響く状態であった。耳鼻科を受診し「低音障害型突発性難聴」と診断され、投薬による治療を受けていた。症状は一日中継続しており、付随する症状として首や肩のこりを伴っていた。

  • 来院者

    女性

    20 代

  • 期間

    2024年11月 ~ 2024年11月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    3回

施術と経過

初診時、首肩の突っ張り感と緊張が確認された。足のツボ、手のツボ、背中のツボに鍼をし、特に首周りを重点的に施術を行った。初回施術直後は大きな変化は見られなかったが、帰宅途中から徐々に調子が良くなり、仮眠後には耳の症状も改善が見られた。2回目以降の施術では、さらに首周りへのアプローチを重点的に行い、3回の施術で症状は消失した。施術期間中の症状の再燃や新たな症状の出現は認められなかった。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

まとめ

本症例は「低音障害型突発性難聴」に伴う耳づまり感と耳鳴りに対して、首肩周りへの施術を中心としたアプローチを行った。特に首周りのツボへの施術が効果的であり、わずか3回の施術で症状の消失に至った。症状の発現と首肩の緊張との関連性が示唆され、耳の症状に対する首肩周りへのアプローチの有効性が確認された。投薬治療と併用することで、より早期の改善に繋がったと考えられる。

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