症状

2・3日前から顎全体の重だるさがあり気になる。特にストレスがかかったなど思い当たることもないが日中のデスクワークをしているときに感じ、それから常時顎に違和感を覚えた。最大開口出来て(三横指半)関節音もない、インターネット検索すると『顎関節症』ではないかと思い連絡をいただいた。

施術と経過

顎関節の動きには問題は見当たらなかった。
触れると左の顎関節に強い緊張がみられたためこの部の解消に努めた。そこで関連する小指・手の甲のツボに鍼をした。また、肩甲骨にみられた緊張・側頭筋の緊張緩和を目的に仙骨にあるツボに鍼をした。
顎関節の緊張が解消されると『怠さがとれました』とのこと。施術を終了とした。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• 養老 L
• 外関 L
• 膀胱兪 L
• 次髎 LR

まとめ

デスクワークの仕事柄、手指・肩甲骨に強い緊張がみられ鍼を用いることでピンポイントで施術を行いました。また顎関節は筋肉により支えられぶら下がっているような構造からも全身の観察が必要であります。そこで、みられた緊張を取り除くことで症状が消失しました。また、早期に施術を開始出来たこともすぐに効果を実感していただけた要因と思います。

担当スタッフ

洲崎　和広

症例を投稿した鍼灸院：すのさき鍼灸整骨院